2012年3月21日水曜日

2011年度第5回(2012年4月1日)

近代史部会として大会個別報告の準備会を
下記のとおり開催いたします。
ふるってご参加ください。

東京歴史科学研究会第46回大会《個別報告》準備会(2)・近代史部会】
 
【報告】

小薗 崇明
「関東大震災下に虐殺されたろう者とその後のろう教育」


 1923年の関東大震災では、多くの朝鮮人が日本人に虐殺された。その他、中国人(王希天や労働者)、日本の社会主義者・アナーキストも虐殺された。しかし、朝鮮人に間違えられて殺害された人の研究はあまり言及されていない。本報告では、そのなかでも虐殺されたろう者の実態について検討する。また、ろう教育のあり方を通して、近代日本におけるろう社会への抑圧構造を検討したい。

金 鉉洙
「日本における日韓会談反対運動の展開―日本人の運動を中心に―(仮)」


 本報告では、およそ14年間にかけて行われた日韓会談に対する日本人の反対運動の全体像を描きながら、議論の変化や各運動勢力の反対論理を検討することによって、日本人の日韓会談反対運動の特徴を見いだしたい。


【日時】
2012年4月1日(日) 13:00~

【会場】
首都大学東京 南大沢キャンパス 5号館1階
※教室は当日掲示されます
地図